キッズモデルになりたい!その思いをかなえてあげたくありませんか?
堂々とカメラの前で笑顔を見せるその姿に、親は誇らしく幸せな気分になれます。
さまざまな場所でモデルとして活躍すると、芸能界に声がかかることも夢ではありません。その夢を親自身が邪魔をするなんてことにならないようにしたいですね。親自身が気を付けたいことをまとめました。
キッズモデルオーディションで親が絶対してはいけないこと5つ
キッズモデルオーディションでは多くの場合親も同席します。そのため親のふるまいが結果を左右することも!
最悪、親が原因で出入り禁止(出禁)になってしまう場合もあります。
同席中は親も審査対象という意識で臨みましょう。
1.情報漏洩
絶対にしてはならないのが情報漏洩です。
オーディション内容などはもちろん、合格しても情報開示まで秘密厳守は絶対です。運営やブランド側、もっと言うなら芸能界は、情報のコントロールにかなりの神経を使っています。それを安易に乱す親は2度と声がかかりません。
いわゆる「匂わせ」もだめです。
SNSが普及した今、特に気を付けてください。
2.運営に親が指示
親が運営母体に文句いう、指示を出すなんてことももってのほかです。例えば、ヘアメイクが気に入らないから変えてくれといったり、もっとこうして欲しいと要望したり・・・挙句の果てには親がやり直した、なんてケースもありました。ヘアアレンジもメイクも、そのブランドのイメージに合わせて考えられています。主役は、(自分の)子どもと勘違いしては嫌われてしまいます。ショーや撮影の主役はブランドであり、お洋服です。
3.親同士のいさかい
トラブルを起こしやすいタイプの親だと判断された場合には、最悪の場合出禁になってしまう可能性もあります。実際に、自分の子どもに与えられた衣装が気に入らなくて、別のお子さんの衣装と交換をせまったなどというトラブルがありました。
4.子どもをほったらかし
オーディション会場で騒ぐ、借りた衣装が汚れるような行為をする、・・・子供の迷惑な行為を容認している親は敬遠されます。本番でも同じようなことが予想されるからです。
オーディションの待ち時間は時間を潰せるよう動画やゲームなどを用意しておきましょう。
また、飲食は担当者の許可を得てからにしましょう。
5.掲示板への悪口の書き込み
キッズモデル掲示板に代表される匿名での書き込みができる掲示板の利用も注意が必要です。匿名だからといって運営・ブランド・参加者の悪口を書き込むのも絶対やめましょう。
書き込んだ情報を持っているのは誰なのか、匿名で書き込んでもわかる人にはわかってしまうものです。
最近は誹謗中傷に対する情報開示請求(匿名での書き込みが誰のものか特定するよう請求すること)も行われる例が増えており、悪質な場合は罪になる事も。
キッズモデルオーディションで親が気を付けた方がいいこと
合否には直接関係がないかもしれませんが、良い印象を持ってもらえないと、今後の活動に影響します。付き添う親が注意しておきたいことをまとめました。
過激なメイク、派手な服装
オーディションを受ける本人も、過激なメイク、派手な服装は避けるべきですが、親も同じです。自然な感じのままである方が好印象です。
子どもに対する行き過ぎた指示
子どもが緊張していつもの力を発揮できないとハラハラしてしまいますが、ぐっとこらえましょう。
ついつい指示をしたくなりますが、オーディションの心証はよくありません。
子どもがやりたいのではなく、親がやらせたいのだな、と思われてしまうような行動は慎みましょう。
赤ちゃんのオーディションで親が気を付けた方がいいこと
ベビーモデルを目指す赤ちゃんの親として、気を付けた方がいい事をまとめました。
体調が悪いときは無理をしない
やっと掴んだオーディションの機会、絶対逃したくないですよね、でも赤ちゃんの体調が良くないときは無理をせず見送りましょう。
赤ちゃんオーディションの会場は十分配慮されていますが、それでも悪化したり、他の子にうつしてしまう時もあります。
モデルである前に赤ちゃんです、赤ちゃんに無理をさせないモデル活動をずに
おむつ・授乳の確認と準備
待ち時間が長くなると気になるのがおむつや授乳などあかちゃんのお世話です。
会場についたらまず担当者に確認して、席を外れてお世話する時は一声かけてから移動しましょう。
おむつや汚れものは必ず持ち帰ってください。
できる事とできない事をしっかり伝える
赤ちゃんの場合、月単位日単位で成長しできる事が変わります。
寝返り、お座り、伝い歩き、一人で歩けるかなど状況を把握して正確に伝えましょう。
その赤ちゃんの状況で撮影内容を変えることがあり、不正確だとその子に合わせた撮影ができず、結果見送られてしまうことも。
まとめ
今回は、キッズモデルオーディションで親が気を付けておきたいことをまとめました。モデル採用されるためにするべきことをしたとしても、ブランドのイメージもあり、絶対合格するかどうかは分かりません。しかし、してはならないことをすると、確実に敬遠され、イメージに合っていても合格者の対象から外されてしまいます。
親が子どもの夢をつぶさないよう、正しい行動を心掛けましょう。
編集部より
親のふるまいが原因で落選するキッズモデルは実際にいます。
親がNGになると、いわゆる出入り禁止の扱いになる事が多く、審査の対象から外されてしまいます。
一度現場でやらかして、クライアントに「あの親御さんはちょっと」と言われてしまうと、事務所は他のオーディションに紹介するのも躊躇するようになってしまいます。
そうなる前に、自分も見られているという意識を持ってオーディションに参加しましょう。